西オーストラリアといえば、世界屈指のワイルドフラワー王国。毎年春（9月〜11月）になると、広大な大地に色とりどりの野生の花々が咲き誇り、訪れる人々を魅了します。

この記事では、パース周辺から日帰りや1泊で行けるおすすめのワイルドフラワースポットと見頃、旅のヒントを紹介します。

ワイルドフラワーとは？

ワイルドフラワーとは「野生の花々」のこと。西オーストラリア州には、なんと1万2000種以上のワイルドフラワーが確認されており、そのうち約60%が固有種です。

特に9〜11月にかけては、州全体が花で彩られる季節となり、まさに自然が織りなす花の絨毯が広がります。

見頃の目安（地域別）

• 北部（ピルバラ・ジェラルトン方面）： 7〜9月

• 内陸部（ムレワ・モーチャ方面）： 8〜10月

• パース〜南部（キングスパーク・ヨンガーなど）： 9〜11月

📅 パース拠点で動くなら、9月〜10月がベストシーズン！

パース発のおすすめスポット

🌸 キングスパーク（Kings Park）

市内中心部にあるボタニックガーデン内で、ワイルドフラワーが整然と咲き誇る。毎年9月に「ワイルドフラワーフェスティバル」も開催される。

🌼 ヨンガー国立公園（Yanchep National Park）

車で約1時間。カンガルーや野鳥とともに、自然な環境で咲く花々を楽しめるローカル人気スポット。

🌺 レスミュー国立公園（Lesmurdie Falls）

ハイキングしながら花と滝の両方を楽しめる穴場。週末の自然散策にも最適。

🚗 ムレワ・コールシーム・コンスベリー周辺（中〜上級者向け）

車で数時間の距離にある「ワイルドフラワーベルト」と呼ばれる地帯。真っ白なエバーラスティングやピンクのフェザーフラワーの大群落が見どころ。

持ち物と服装のポイント

• 虫除けスプレー＆日焼け止め

• 歩きやすい靴（ハイキング向け）

• 水分補給用のボトル

• カメラ or スマホ（広角レンズあると◎）

☂️ 乾燥地帯なので、雨は少ないですが朝晩は冷え込むこともあります。

注意点

• 花は地域・天候によって開花時期が変動するため、直前の開花情報チェックが重要

• 保護区域では花を摘む・踏むなどは禁止。マナーを守って楽しみましょう

• 花を観察する際は、周囲の動植物や足元にも注意を！

まとめ：季節限定の“花の絶景”を見逃さないで

ワイルドフラワーシーズンの西オーストラリアは、まさに自然が描くアートギャラリー。短い期間にしか見られない奇跡の風景を、ぜひカメラとともに体験してみてください。パース近郊でも十分感動できる場所がたくさんあります。